2018年より、MLBのロサンゼルス・エンゼルス所属、投手と打者の「二刀流」で大活躍の大谷翔平選手。
大谷選手の家族構成について調べてみましたので、ご家族のお写真を交えながらご紹介していきます。
また、大谷選手をこれほど偉大な選手に育てられたご両親の子育てについてもまとめてみました。
【顔画像】大谷翔平の家族構成は父母兄姉!
大谷選手のご家族は5人。
ご両親と、兄姉とご本人という家族構成です。
お一人ずつご紹介していきます。
父・徹さん
・1962年生まれ
・岩手県北上市出身。
・元社会人野球選手(外野手)。
・身長182cm。
甲子園大会出場を目指して、中学卒業後は岩手県立黒沢尻工業高等学校に進学。
当初は投手としてプレーすることを望んでいたものの、1年生の時に外野手に転向。
高校卒業後は地元を離れ、三菱重工横浜野球部に所属されました。1年目で肩を故障しながらも、1、2番打者の外野手として主力に近い位置でプレーするように。
しかし、6年目を迎えた24歳の時にご結婚を機に現役引退を決意されたそうです。
ご結婚後は、三菱重工横浜グループ企業に勤務されていましたが、ご長男誕生後に自動車ボディーメーカー(のちのトヨタ自動車東日本)に転職。
第2子の長女誕生後に地元岩手県北上市に隣接する水沢市(現:奥州市)に引っ越されました。
次男である大谷翔平選手が小学2年生から少年野球チーム「水沢リトル」に入ると、チームのコーチを始め、のちに監督も務められるように。
大谷選手が中学進学後に「一関リトルシニア」に移っても同チームのコーチを務められ、大谷選手を計7年間指導されました。
大谷選手がプロとなった現在も少年野球指導を継続されており、「金ケ崎リトルシニア」で監督を務められています。
母・加代子さん
・1963年生まれ
・神奈川県横浜市出身
・元社会人バドミントン選手
・身長170cm
小学校5年生の時にバトミントンを始め、中学に入学してからもバドミントン部に所属。
中学3年時には神奈川県代表のメンバーに選ばれて全国大会に出場、団体女子の部で準優勝という好成績を収められました。
この時敗れた相手は、熊本県の代表団体チームで、そのメンバーの中には、後に1992年のバルセロナ五輪に出場された陣内貴美子さんがいらっしゃったとのこと。
同学年だった陣内さんとはこの後も何度か対戦されたそうです。
高校はインターハイの常連校である神奈川県立横浜立野高校へ進学。高校でもバドミントンを続けられ、高校卒業後は三菱重工横浜バドミントン部に所属されました。
ここでのちの夫となる徹さんと出会われました。
その時のことを夫である徹さんは以下のように振り返っていらっしゃいます。
「新入社員の男子は応援部、女子はチアガールのようなものをやるのが義務付けられていたのです。
で、結団式というか、集まりの中で知り合いました。応援される方と応援する方で。
結団式とか壮行会とか、酒の席があったりして、そこで、です。当時、僕は入社2年目でした」
日刊ゲンダイ
兄・龍太さん
・1988年3月20日 生まれ
・岩手県奥州市出身(生まれは神奈川県横浜市)
・社会人野球チームトヨタ自動車東日本硬式野球部コーチ
・身長187㎝
小学校に上がる前年の夏に横浜市より岩手県奥州市に引っ越され、中学校に入学後は軟式野球部に所属。
岩手県立前沢高等学校に進学されてからも野球を続け、卒業後は一般企業に勤務しながらクラブチーム水沢駒形野球倶楽部に所属されていました。
2010年に、四国・九州アイランドリーグ(現・四国アイランドリーグplus)の高知ファイティングドッグスに入団されましたが、
3年目の契約をかわそうかという時に、父・徹さんが勤務されていたのちのトヨタ自動車東日本より、岩手県奥州市に新たにトヨタ硬式野球部を発足するとのことで勧誘を受け、
2011年シーズン終了後に高知ファイティングドッグスを退団されました。
現在は、トヨタ自動車東日本硬式野球部にてコーチを務められています。
大谷選手の兄・龍太さんは、大谷選手との関係を以下のように語っていらっしゃいます。
「翔平の幼少期のことをよく聞かれるんですけど、僕は僕で野球をやっていましたし、7歳違いますからね、正直あまり一緒にいる時間がなかったですし、一緒に野球をやることもなかったんです。
だから、花巻東時代の翔平の試合を見たのも1回だけ。その唯一の試合が高校最後の夏、岩手県大会決勝で負けた試合でした」
https://sportiva.shueisha.co.jp/
兄弟ゲンカをする年齢差でもなかったし、同じ時間を共有することもほとんどない。それでも、兄にとっての弟は可愛い存在。だから、弟の話をされても「ぜんぜん嫌だと思ったことはないですよ」とサラッと言う。
「家に帰ってくれば、ただの普通の弟なんですけどね。でも今は、メジャーリーガーになっちゃったので、テレビを見ていると不思議な感じです。家族ではありますけど、いちファンとして応援しています」
https://sportiva.shueisha.co.jp/
姉・結香さん
・1992年生まれ
・岩手県奥州市出身(生まれは神奈川県横浜市)
・看護師という噂(2020年にご結婚されたとのことなので、今は専業主婦の可能性も)
・身長168cm
父・兄・弟が野球、母がバドミントンというスポーツ一家の大谷家。
結香さんは、学生時代にバレーボールに打ち込んでいらっしゃったそうです。
2020年の1月に結香さんはご結婚されたのですが、そのお相手は、なんと弟・大谷選手の母校である花巻東の野球部で現在部長を務める流石裕之さん。
花巻東高校野球部時代の大谷選手を指導されていたのは佐々木洋監督とのことですが、流石さんとも、在学中は深いかかわりがあったそうです。
「Aさんは佐々木監督の母校である国士館大学野球部の後輩にあたります。佐々木監督が花巻東高校の監督に就任し、その後に同高に社会科教諭として赴任してきたのがAさんでした。佐々木監督からすれば“頼れる右腕”です。
また、歴代の同校野球部員たちにしてみればAさんは、絶対的な存在である佐々木監督には決して言えないような愚痴や悩みを親身になって聞いてくれる優しくて頼れる兄貴的存在でした。保護者や同僚からの信望も厚いです」(前出・地元紙記者)
女性自身
流石さんは、部員たちの精神面を主にサポートする立場だったようです。
ですが、流石さんと大谷選手の姉・結香さんとの交際については、ほとんどの人が知らなかったようですので、大谷選手もさぞかし驚かれたことでしょう。
花巻東に近い関係者が「ごく近しい身内や佐々木監督以外、交際していた事実さえ知らなかったと思います」と語る、周囲の誰もが驚くカップルの誕生だった。
1月に東京都内のホテルで行われた披露宴には大谷はもちろん、日本ハムから栗山監督、流石部長にとっては国士館大の先輩に当たる厚沢ベンチコーチらが出席し、栗山監督が乾杯の音頭を取ったという。
東京スポーツ
流石さんは、花巻東高校にて世界史を教えられています。
また、流石さんと大谷選手の姉・結香さんとの間には、2021年に女のお子さんが誕生しています。
大谷選手にとってみれば、高校時代の「頼れる兄貴的存在」だった流石さんと実の姉との間に生まれた姪っ子のことは可愛くて仕方ないことでしょう。
「人生相談に乗ったり、佐々木監督と選手が話し合う進路相談を見守る役割という感じでした。高校時代の大谷選手も、部長のアドバイスのおかげで伸び伸びと活躍できたようです。
大谷選手にとっては、自分が高校生のときからお世話になっていて、信頼できる部長と実姉の間に生まれた姪っ子となれば、それはもう目の中に入れても痛くないはずでしょうね」(前出・地元紙記者)
女性自身
大谷家の子育てとは?
大谷翔平選手を後世に名を残す偉大な野球選手に育てあげられた、父・徹さんと母・加代子さん。
お2人の子育てはどのようなものだったのでしょうか?
子供の前で絶対に夫婦喧嘩をしない
大谷選手が小さい頃、父・徹さんと母・加代子さんは、決めごとをされたそう。
それは、子供の前で絶対に夫婦喧嘩をしないことだったそうです。
「親が喧嘩をすれば、居心地が悪くなり、顔色を窺うようになる。
ご両親は家庭の雰囲気をいつも朗らかにして、子供たちが話したいことをなんでも話せる空気を作っていた。
おかげで、大谷選手は反抗期もなく、中学2年生までお父さんとお風呂に入っていたそうです」(スポーツライター吉井妙子氏)
現代ビジネス
いつも家庭が明るく保つことで、子供が思ったことを大人の顔色を窺わずに言えるような雰囲気作りを心がけていらっしゃったそうです。
結果よりも楽しむことを優先させる
「やりたいことを楽しくやらせる」ことがモットーだった父・徹さんは、リトルリーグで監督をされていましたが、
大谷選手に対して、「野球の練習をしろ」など言うことは一切なかったそうです。
結果を求めるのではなく、本人の「好き」を大切にして、大谷選手が楽しむ様子を見守られていたとのこと。
叱ったことがない
父・徹さんには、大谷選手を叱った記憶がほとんどないそうです。
年の近い2歳違いの姉・結香さんと大谷選手は、幼い頃はよくケンカをしていたそうなのですが、父・徹さん曰く、
「歳が近かったこともあって、二人はしょっちゅうケンカをしていましたよ。親からすれば、本当に他愛もないものです。
そんなケンカで、どっちもダメじゃないかと二人を怒ったことはありましたけど、それぐらいですね。
翔平が何か悪いことをして怒ったことはないですね」
https://president.jp/
父・徹さんが唯一、大谷選手のことを本気で叱ったのは、大谷選手が幼い頃大切にしていたハリーポッターのノートの表紙がはがれて少し汚くなってしまったことで泣きわめいたときだけだそう。
「そんな小さなことで怒るんじゃない!」。徹さんが翔平に対して声を荒らげたのは、後にも先にもほかにはなかったという。
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また、大谷選手自身も、叱られた記憶はないそうです。
「お父さんから怒られたのは、グラウンドでの野球のときだけですね。家に帰ってからはほぼなかったと思いますよ」
https://president.jp/
同じ空間で過ごす
家族間の雰囲気が過ごしやすい雰囲気だったことからか、大谷家のお子さんたちは思春期になっても自分の部屋に籠るようなことはなく、ご家族で一緒に過ごされることが多かったそうです。
母・加代子さんは、このように仰っています。。
「反抗期という反抗期はなかったような気がします。訳もなく反抗したり、態度が悪かったということは特になかったと思います。
それは翔平だけではなく、子供たち三人ともにそうでした。それぞれが自分の部屋に籠ることもありませんでした。
特別に家族みんながものすごく仲がいいというわけではないんですよ。
家にはテレビが一台しかなかったので、何となくみんなが同じ場所に集まって一緒にテレビを見る。
本音を言えば、子供部屋にテレビを一台ずつ置く余裕もなかったですし、みんなで一緒に同じ時間を過ごしたいと私は思っていたので、テレビは一台にしたところはありましたけどね」
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子供とのかかわりを楽しむ
父。徹さんは、お子さんたちとのかかわりについて、このように仰っています。
「会社の飲み会や友達との付き合いはしなくなりました。
でも、子育てのために無理してそうした訳ではなくて、息子たちと野球をやっている方が僕自身も楽しかったんです」
https://kodomoe.net/
お子さんとのかかわりを自ら楽しむことで、お子さんにも気持ちが伝わるのでしょうね。
まとめ
投手と打者の「二刀流」として大活躍の大谷翔平選手のご家族についてまとめてみました。
大谷翔平選手のご家族は、父・徹さん、母・加代子さん、兄・龍太さん、姉・結香さんとご本人との5人家族。
兄の龍太さん、姉の結香さんともにご結婚されており、姉の結香さんの夫は、大谷選手の恩師でもある花巻東高校野球部部長の流石裕之さん。
また、父・徹さんと母・加代子さんは、子育てについて以下のようなこと実践をされたとのことです。
・子供の前で絶対に夫婦喧嘩をしない
・結果よりも楽しむことを優先させる
・叱らない
・同じ空間で過ごす
・子供とのかかわりを楽しむ
偉大な野球選手でありながら、人懐っこそうで誰からも好かれる印象の大谷選手。
父・徹さんと母・加代子さんの子育てのたまものですね。
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